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噛み合わせ・入れ歯

当院では1人ひとりのニーズに合わせた
入れ歯の治療を心がけています。

状態を把握し入れ歯を作製する歯科技工士に
口腔内の状況を正確に伝えます。

歯を失うとどうなるか

歯を失いかみ合わせが減るとうまく咀嚼できなくなり、やわらかい食べものばかりに偏ってしまいます。

やわらかい食べ物には麺類など糖質の多い食べ物も多く糖尿病発症のリスクとなり、オーラルフレイル(口の機能の衰え)のきっかけにもなります。
オーラルフレイルは全身の衰えの足がかりになると言われており、よく噛んで口の機能を維持することが全身の健康へ繋がることがわかっています。

また、顎関節は左右の対になった関節が連動して動く唯一の関節です。噛み合えせの左右差があると顎関節症の原因となる場合があります。

当院の治療

当院では1人ひとりのニーズに合わせた入れ歯の治療を心がけています。

口腔内の状態を正確に把握し、グループ内にある歯科技工所と連携して、入れ歯を作製します。
歯科技工士に口腔内の状況を正確に伝えるために、大まかな型精密な型に分けて型取りを行います。

精密に作製するため、入れ歯完成までは最短でも1カ月程度かかかりますが、噛み合わせの状態に応じて仮の入れ歯を先に作製するなど、噛めない期間がなるべく少なくなるようにいたします。

また、ご希望に合わせて保険と自費の入れ歯をお選びいただけます。お気軽にご相談ください。

治療の流れ

大まかな型取り

簡単な型取りをして模型を作製し、正確な入れ歯を作製するための分析と、それぞれの口腔内にフィットする型取りのトレーを作製します。

精密な型取り

作製した個人トレーを用いて正確な型取りを行います。口腔内の筋肉や粘膜の動きも印記させます。

咬合採得

ろうで作った咬合床を用いて、上下のかみ合わせの関係を記録します。

試適

ろうで作った入れ歯に歯を並べて、口の中で仮合わせします。

完成

最終的な入れ歯の完成です

メインテナンス

日々の使用で少しずつ緩んでくる場合がありますので、入れ歯も定期的なメインテナンスが欠かせません。
※残存歯の状況などに応じて繰り返したり省略する場合があります。

よくあるご質問

入れ歯の種類は選べますか?

保険の入れ歯(レジン床)と自費の入れ歯(金属床)からお選びいただけます。自費の入れ歯は保険のものと比較して、厚みが薄く違和感が少ないというメリットがあります。

噛み合わせや入れ歯治療に痛みはありますか?

留め金をかける歯の形態修正などを行うことがありますが、基本的に痛みはありません。入れ歯が完成して使用している時に、傷ができたり痛みを感じる場合がありますが、痛みがなくなるまで調整します。

入れ歯治療後の適応期間はどのくらいですか?

口の中は魚の小骨や髪の毛でも気が付くほど非常に敏感な器官です。そこに入れ歯ほど大きなものが入るため違和感を0にすることはできません。しかし適合のよい入れ歯は慣れるまでの期間が短くなります。個人差もありますが、長い人で数か月かかる場合もあり、慣れるまで調整を繰り返します。

入れ歯を使用しているときの日頃のケアはどうしたらいいですか?

入れ歯も歯や舌と同様、細菌の塊であるプラークが付着します。残存歯の歯周病や口臭の原因となりますので、衛生的に管理していただく必要があります。
毎食後の歯磨きの際に入れ歯を外してブラッシングや洗浄を行ってください。また1日から数日に1回は義歯洗浄剤を用いて化学的洗浄を行うとより清潔に保つことができます(当院で洗浄剤の購入も可能です)。